企業が成長するにつれて、システムの数も増えていきます。財務会計のためのERP、営業のためのCRM、倉庫のためのWMS、人事システム、Webサイト、ECモール……。それぞれは自らの範囲ではうまく機能していても、システム間の隙間はExcelでのエクスポート・インポートや手入力で埋められているのが実情です。
分断されたシステムの隠れたコスト
- 部門間でデータが重複し、内容が一致しない。
- 同じ情報を何度も入力し直す手間が発生する。
- レポート作成に時間がかかり、参照元によって数値が異なる。
- 他のシステムに影響を与えずに業務を拡張したり、システムを入れ替えたりすることが難しい。
代表的な連携パターン
ポイント・ツー・ポイント連携はシステム数が少ないうちは有効ですが、接続数が増えるとすぐに複雑化します。API基盤や連携ミドルウェア(iPaaSなど)を用いれば、データの流れを一元管理でき、監視や変更も容易になります。即時性が求められる業務では、イベント駆動型アーキテクチャにより、データの変化に応じて各システムがすぐに反応できます。
社内連携に加え、オンライン手続きを完結させるために、SAP、決済ゲートウェイ、ベトナムの電子身分認証VNeID、eKYC、電子署名などの外部サービスとの接続もますます重要になっています。
持続可能な連携のための原則
- 顧客・製品・人事などデータ種別ごとに「信頼できる唯一の情報源」を定める。
- システム間で共通のデータモデルとマスタコードを標準化する。
- ドキュメント、バージョン管理、認証方式が明確なAPIを設計する。
- エラー処理と照合:再送、ログ記録、同期失敗時のアラートを備える。
- 最小権限の原則に基づきデータアクセスを管理する。
業務フローから始める
すべてを一度につなごうとするのではなく、受注から出荷・請求までのように一連の業務フローを選び、どのデータがどこからどこへ流れるべきかを整理することから始めましょう。Miagi Solutionのシステム連携サービスは、こうしたフローの分析から着手し、既存のインフラに合ったアーキテクチャ設計と連携の実装を行います。



